写真の楕円形の物体はUFOではない。
フィンランドで1968年に建築家マッテイ・スーロネンが設計したプレハブ・レジャーハウス「FUTURO(フトゥロ)」だ。50?70年代初めのスペースエイジを象徴するかのような、この奇妙なUFO型住宅は、標高3000m以上の高地のレストハウス、あるいは発展途上国の仮設住宅などに使用されることを目的に開発された。
しかし、その特殊な意匠とコストなどの面からあえなく製造中止となり、わずか数10軒製造されたのみで歴史の表舞台から消滅した。
日本に1件・・・
オリジナルのかたちで
現存するUFO型住宅「FUTURO」
70年代に日本に輸出された「FUTURO」はわずか2軒。そのうちオリジナルのかたちをとどめ、見学できるのは姉妹校のフェリカ建築デザイン専門学校のみ。
2001年10月東京・赤阪で開催された「デザイナーズ・ウイーク」で公開されたときには多くの建築家・デザイナーが訪れました。校庭に着陸した直径8m、高さ4mの「UFO」は、周辺住民や美術・建築関係者の注目を集めています。
内部の壁は薄いパープル。ぐるりと壁際にソファが配置されている。ソファはリクライニングになっている。このソファに寝そべって円形の小窓から外を眺めると、ほんとうにUFOの内部にいて今にも飛び立ってしまいそうな奇妙な感覚に襲われる。部屋の窓は一切開かないため、部屋中央の天井部分には換気口が設置されている。
左から「メインルーム」「ベッドルーム」「シャワー&トイレ」
<お問い合わせ> TEL:027-221-8051
一般公開日:日程が決まり次第告知致します。