交通事故により下半身麻痺の障害を負うこととなった施主であるが、家族の献身的なケアによって自立、自活可能な状態になった。Webデザイナーである施主が自宅で仕事ができるバリアフリーのSOHO住宅の提案をしてほしい。主人の仕事場、主人の城、主人のための空間であること。障害者として差別をされないような自身を培うことができる家であってほしい。
その日はとても晴れ渡った日であった。建築予定地は東京都世田谷区玉川、二子玉川駅より徒歩5分の住宅街の一角である。目の前には穏やかに流れる多摩川とその河川敷が広がっている。その河川敷は川沿いを数キロに渡り続き、周辺住民の散歩道など憩いの場として利用されていた。 またこの地からは富士山を望むことも出来るという。このまったく圧迫感を感じない広々とした景観、穏やかな雰囲気は常に心を浄化してくれるだろう ・・・。